看護学生に先輩からアドバイス

看護実習の中で基礎看護学実習の始まる頃には講義の内容もより専門性が高くなるためか?学生にとって進路の迷いが本格化する時期のように感じます。専門的な学びが増えることで自分の中の違和感がより明確になるのかもしれませんが、迷いの強くなる時期だと思います。そして、臨床看護学実習の時期になると、1年間もの長い期間を実習の時間として過ごすのでいよいよ継続が難しくなり、休学や退学をする学生が出てしまいます。私が気になるのは、退学する学生の中で特に男子学生は「潔く」辞めてしまうのが本当に残念です。女子学生の中には一度は休学をして他の分野を考える時間を過ごした後、再チャレンジに戻ってくる学生もいました。一概にいえませんが、女子の方が強かといいますか、粘り腰のような強さがあると思います。しかし、男子学生はどうも違うのです。印象として、潔い生き方を選びやすいのではないか?と感じます。休学や退学の理由がその人ごとに異なるでしょうから、決めつけた物言いは失礼なことになります。その危うさをはらみながらのアドバイスを許していただけるなら「潔い生き方ばかりを目指さないでほしい」と思います。それが難しいから退学を選ぶのかもしれませんが、そこで少し踏み留まり考えてもらいたいのです。もし、実習でうまくいかないことが続いたとしても「できない自分を責めすぎないていないか?」、「格好悪いと決めつけていないか?」と自分を振り返ってみませんか?また「周囲は自分が思うほど、あなたのことを悪く思っていない」ということを心に留めて欲しいのです。落ち込むときに気をつける必要があるのは「否定的な決めつけ」です。自分で考えていると視野が狭くなり、決めつけが起きやすいので誰かに話しましょう。退学などの大事な決定は一人で決めずに、誰かと話し合うことを必ずしてください。